いきなり舞い込んでくる怒りの感情をコントロールする方法
感情は自分の思い通りにならないと思う人が多いと思う。
なぜなら、他人から言われたことやされた行動で自分の感情が高ぶり発してしまうものだからだ。
確かにそんな人が多いとは思うが、実は感情は操ることができるはずという説がある。
アドラー心理学では、「相手の行動のせいで感情が高ぶるのではなく、行動するために感情を高ぶらせる。」と言われている。
例えばファミレスに行って、自分の頼んだ料理と違うものが出てきたとする。お昼時間は短く急いでいるのに間違われると焦ってしまい、ウェイターを怒鳴りつけてしまうという現象がある。
この話を聞いて、「いやそんな状況じゃ怒る人もいるでしょ」「やはり怒りを抑えることなんてできない、怒鳴りつけることにあらがえない」と思う人もいるかもしれない。
それでは極端な話をすると、もし怒りがふつふつとこみあげてきて我慢ならなくなって、相手を殺してしまった場合。
「怒りの感情にあらがえなかった」「仕方なかったのだ」と言われて納得いくだろうか?
答えはNOではないだろうか?
この内容はまさに嫌われる勇気に書かれていることなのだが。人間は時には感情に任せて心をたぎらせて運動したり仕事するのも大事だ。
しかし、自分の感情をコントロールするすべも持っていなければならない。
以前の記事でも、ストレスの根本を見直す方法を書いたことがあったが、それとはまた別に。
怒りを鎮める方法を一つご紹介しよう。
フライ・オン・ザ・ウォール
ダメだとわかっていても、つい他人に怒ってしまうような人に使えるテクニックだ。
やり方は実にシンプルだ。
・なにかイヤなことがあったら、自分のことを「壁に止まったハエ」だと想像してみる。
これを実行した僕の感覚としては、怒りの感情によって熱を発していた頭の血管が徐々に静まっていくのを感じた。
怒りの感情がまるで他人ごとのように思えてくるのだ。
これは一時的に短時間で怒りの感情を操る方法であるためぜひ試してほしい。
今すぐストレス解消法について自分で学びたいと思う人は次の書籍を参考にしてもらうと良い。
ストレスによる感情に流されることなく、できる限り自分の時間を確保し、成長することに時間を割きたいものだ。