自己肯定感が低い人はこれからどう生きていけばいいのか
どうもみゃーもんです。
自己肯定感が低い人はいますか?
なんて聞かれてもわかりませんよね。
でもまずは自分で自己肯定感が低いなということに気づいてほしいのです。
なぜならそれが原因で人生くすぶってるとか、私の人生このまま変わらないのかなという考えに陥って、自分にとって楽しいと思うことに目を向けずに年を取ってしまうのがあまりにももったいないと思うからです。
人生が長くて辛いからはやく終わってほしいなんて思ってほしくないです。
人生が長いと感じるのは多くの人がそうなので、自分だけ辛いんだ…と思う必要はありません。
ほとんどの人は自分の辛さで周りが見えなくなってしまうし、それが原因で自分の楽しみが自然と奪われてしまうのです。
日々の仕事で上司に怒鳴られて、何度やっても失敗続きでへこんで、明日も仕事いかなきゃいけないことに辛さを感じて絶望する。
こんな思考におちいったときに、自分が楽しいと思うことに目を向けるなんてできると思いますか?
僕はガラスのハートことキングオブメンタル弱者なのでこういうの無理なんですよね。
強くなれよ!と言う人もいるでしょう。
あなたはそう言われたらどうでしょう強くなれますか?
他人に言われて強くなれるぐらいだったら苦労しないわけですよ。
僕ジャンプ作品大好きで現時点で銀魂見返してるんですけど(余談失礼)、鬼滅の刃の竈門炭治郎を知っていますか?
彼は誰かに強くなれと言われましたね。その結果強くなったのですがその理由は、
『他人の言葉に納得して、強くなりたいと自分の中でも納得できたから』
でしょう。
しかもそのために体を鍛えて師の指導を聞き入れてがんばった。自分と妹の生のために。妹が鬼になったけど生きることを肯定したかった。人間をまだ食べていないものの、こんなもの言ってしまえば究極の自己都合ですよ。
それを押し通すのは苦しい世界だった。だけど生きてほしいから努力したし苦じゃなかった。生きることが嬉しかった。
僕らはそうやすやすと彼のようにはなれません。彼がそうできたのは、僕らでは計り知れないほど強い絆、家族愛があったからですね。
そんなわけで他人から強くなれと言われれば強くなれるわけじゃありません。
じゃあ僕らは自己肯定感を取り戻すにはどうすればいいのでしょうか?
あなたは最近感謝したことはありますか?
自己肯定感が低い人は、自分が他者へ貢献できていないことが原因だったり、周りの人間に対して自分は不幸の連続で今後自分に良いことなんておこらないしその理由は今までの自分の行いのせいだ。今後の人生なんて変わりはしない。
こんなことを思うわけです。
そこで僕はこれから2つ聞きたいことがあります。
- あなたは最近何かに感謝したいと思ったことはありますか?
- あなたは今まで誰かに迷惑をかけたことが一度もないですか?
どうでしょう?1番の感謝するのはどんな小さなことでもいいんです。
僕を元気づけてくれた友人だったり、対応してくれた店員さんが優しかっただったり、そこに自然があるだけで心が安らいだだったり。
思いつくまま考えてみてください。
ネガティブ思考に陥ってる人はポジティブ思考をすることが少ないです。そのためポジティブな思考をしてみてほしいのですが、ネガティブ思考が脳に染み付いている人はポジティブなことを思い出すのが苦手みたいです。
そこで何かに感謝することを聞いてみるのです。感謝するときに思い出せるものはなんでしょう。良い思い出ではないでしょうか。
何かに感謝するときにイライラするようなことを思い出す人はいません。
そのため感謝したいことを思い出すという手段に効果があるのです。
そして2番で誰にも迷惑かけたことがないと思う人はいません。
そうです。人は誰かに迷惑をかけながら生きていくものなのです。すべての人の迷惑にならずに生きることは不可能です。そこに気づいたとき、自分を傷つけたあいつも、自分が傷つけた友人も存在することに気づきます。自分だけが傷ついてるというのは一辺倒な考え方ということに自分で気づくことができます。
そういえば友人を軽くあしらったことがあるとか、熱心な誘いを断ったことがあるとか、親から言われた助けてほしいの言葉を無視したことがあるとか、LINE既読スルーしたことがあるとか。
何かしらあるもんです。何もあなたが全ての不幸を受け続けているわけではありませんよね。
僕だって人生で誰にも迷惑をかけていないなんてことはありません。そうしようとひたすら努力してもどれだけ聖人君子でも必ずどこかにあります。
じゃあこれから僕らはどう生きていけばいいのか
しかしここまでわかったところで僕らはこれからどう生きていけばいいのか。と思いますよね。
他者に迷惑をかけない生き方、自分が迷惑を受けてしまう生き方これらは決して免れることができません。
人間は誰かに嫌なことをしてしまったり、逆に嫌なことを受けてしまったり、誰かのためになる行動をとることもあるし、自分がうれしくなることを他人から受けることもあります。
人間の生とはどうしてもそのような人生を送るようになっているのです。
するとすべてのことを受け入れて自分を傷つけなきゃいけない。対策する自分にならなきゃいけないと考えても無理なんです。
僕たちにできるのは周りの状況を受け入れて安定した心を手に入れるためにしなやかな心を持つことなんです。
しなやかな心とは相手に言われたこととかされたことに対してそれに何か感情的になって反抗するとかではなく。
相手のたどってきた人生なんかも考慮しつつ仏の心のように柔軟な気持ちで生きるということです。相手を傷つけたら止まるんじゃないかとか思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、それはまた傷つけあいの連鎖になります。自分に矛先が向かなかったとしても他のはけ口に行くこともあるでしょう。
その連鎖は後日自分に帰ってきてしまうこともあるのではないでしょうか。
「耐え忍ぶ心ではなく、こういうこともあるよなぁという心を持てるようになりましょう」