【ポケモンレジェンズアルセウス】匿名の人が自分に何かしてくれたことがわかるという天地を揺るがすアイデア

ポケモンレジェンズアルセウスをやっていると基本システムやシナリオ全てが面白いと思えて

僕もずっとプレイし続けているのですが、その中でも一個だけ”とんでもない発想だ”と思ったことがあったので書き残しておきます。

 

自分が落としたものは他人しか拾えず、拾った人の名前がわかる

そのとんでもない発想というのは

“自分が落としたものは他人しか拾えず、拾った人の名前がわかる”です。

 

実際にプレイして拾ってもらった人はその良さがわかったのではないでしょうか?

このシステムって既存のゲームだと普通自分で拾いに行くんですよ。

しかしわざわざ他人しか拾えないようにしています。

死ぬことができないという緊張感が増すからそうしたのかもしれません。

 

僕自身がプレイしたとき1度だけ初見殺しのようなものに会ってしまってアイテムを落としました。

自分で拾えないしあの場所に人が拾いに行ってくれるんだろうかと心配になり、元から無かったものとしようと気持ちを切り替えることにしたんです。

そのアイテムは、ものの数分で帰ってきました。

拾ってくれた人の名前と何のアイテムが帰ってきたのか表示されます。

 

このとき衝撃を受けました。

 

どこの誰とも知らない人の存在に助けられるというすごさ

今まで匿名性が高いことについて論じられてきたのは

“匿名だから何書いてもいいと暴言が横行していて、その結果相手を追い詰めている問題”です。

 

匿名性が高いことなどネット上で他人と関わることは危険視されろくな事がないとされてきた節があります。

もちろん良い人も多くいますが、少数の悪気がある存在によって脅かされてきました。

 

かくゆう私もそういった存在を危険視もしていたのですが

今回のシステムによって、助けてもらえることに感謝する気持ちを感じることができました。

 

その気持ちを感じることができて、しかも落としものを拾うだけで誰かに喜んでもらえるなら、ポケモン収集とともについでに拾っておこうと思います。

 

この満足感はフロー状態になったりビジネスの成功をした人の傾向にも見られるものです。

その傾向には特徴があるのです。

 

自分がちょっとの努力で達成できることで他者を喜ばせることができる

あなたは何かに没頭したことはありますか?

例えば映画を見てるときに『私は今映画を見ている』と考えながら見ることはないでしょう。

『この展開、次はどうなっちゃうんだろう』と映画に集中して、話を理解することに全神経が注がれるはずです。

 

スポーツをやるときは相手に勝つために、全気力を勝負につぎ込んでいますよね。

 

これは自然と集中できている状態です。これをフロー状態と呼びます。

このゲームの落とし物システムも近しいもので、ゲームをすることで他者貢献の実感を得られるという没頭しやすい環境を作っています。

 

おかげでやってて満足感と楽しさを感じることができます。

 

まとめ:落とし物システム素晴らしい

落とし物システムのすばらしさとそうなる理屈についてお話してきましたが

このような仕組みを他に見つけて生活に組み込める人は、生活の多くを楽しめるものに変えられます。

 

人生に新しい視点としてぜひ組み込んでみてください。

 

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