【座禅瞑想の教え】働いても辞めても付きまとう恐怖心、解決方法は仏教にあった
恐怖心は芯の太い人ほど起こる
働いてるときに他人のちょっとした行動に不安を覚えたことはありませんか?
例えば、上司が不機嫌そうにしていたとき
「私が昨日提出した書類がわかりづらくて不機嫌なんだ」とか
話をするときにペンで机をたたくと
「私の表情を見て、聞いてないと思って注目を集めようとしたのかも」とか
思いもよらないところで勝手に想像してしまうこともあるでしょう
その実、本音を聞いてみると
「ヤフーオークションでほしかったゴルフクラブが落札されて辛くてな」
「無意識だった。ペンで机叩いてたっけ?」
こんな答えが返ってきます。
細かい動作だけで相手のすべての感情を読み取ることは並大抵のことではありません。
当てられても偶然でしょう。
問題は、他者を気遣いすぎて自分をおろそかにしすぎてしまうことです。
この考えで働き続ける人は精神が擦り切れるまで根性で働き続けるか
自分なんていないほうが仕事がまわると感じて退職するかのどちらかでしょう。
では、退職したらこの悩みはつきないのでしょうか?
私の聞いたところによると、この恐怖感は退職しても付きまといます。
過去の事を思い出して何度も後悔し、やがて今は誰にも何も言われないのに鬱になってしまうのです。
今この話を聞いて気持ちが落ち込んでしまった方には申し訳ありません。
そういった方は、今まで周りの人に気遣いながらともに良い未来を歩むことを諦めない芯の強い方なのです。
その強い志こそが自らの犠牲をいとわないようになるのです。
しかし、自分の芯も他者も見捨てない方法が一つだけあります。
それは座禅瞑想です。
座禅瞑想を毎日やることの後に取り入れ、習慣にしよう
私生活で恐怖心を持っているのは
頭で想起していることが、さも現在起こっていることのように感じられるからです。
それが何度も何度も繰り返されると気持ちも折れてしまいます。
きっとあなたにも思い出したくない過去というものがいろいろあると思います。
しかし、あんなに嫌な記憶だったのに、忘れてたのを思い出した。ということもあるでしょう
ここで気づいてほしいのが、嫌な記憶とは覚えていたとしても頭の隅に置いておけるということです。
人が記憶できるのは脳の機能ですが、その用途は危機回避です。
覚えてることで目標を達成できるし、失敗を回避できることがありますよね。
目的が明確である記憶を、わざわざ自らを傷つけるために使う手はないでしょう。
道具とは扱いを間違えると自分を傷つけますが、便利なものです。
同じように記憶も扱い方があります。
頭に浮かんでも置いておく方法を体に慣らす行為、それが座禅瞑想です。
1日10~30分個人差がありますが、これを約80日続けられたころに効果が出ると言われています。
80日といえば相当日数がかかるので、習慣化してしまいましょう。
僕の場合はお風呂からあがった後に座ることにしています。
毎日必ず行うことに合わせて実行するのが良いでしょう。
まずは心を整えてから、新しいことを考える、行動に移す
どんなにアイデアマンでも、その行為に不安を感じたまま進んでもモチベーションを保てず道半ばで挫折するでしょう
探窟家に例えると、あと少し掘り進めれば財宝に当たったのに辞めてしまうよりも
スピードが遅くても最後まで掘り進む人はやがて財宝に巡り合います。
焦りすぎて諦めるより、心を整えてから考え行動に移すほうが何より近道だと思います。