飽きない人生のために身につけてほしい考え方、無知を楽しむ
人から言われたときにふとおもしろいなと思ったことがありました。
それは
「無知ゆえに人生は楽しい」
ということです。
無知なのは人生損なのでは?
確かに無知は損です。
知っていることが楽しいと思う瞬間は
・知っている情報を他者に教えること
・知っている情報で他者と共感できること
・自分の中で知っている情報の点と点がつながるのを感じること
こんなことです。
逆に無知であることはこれらの恩恵を受けることはできません。
しかし他のメリットがあります。
・無知であるならばこれ以上に伸びしろが無限にあるということ
無限にと表現した理由は
「伸びしろが想像の範疇を越えているため、予想がつかない」
ということです。
伸びしろがあるといっても無知であること自体は楽しくないのでは?
現時点で無知と自覚したときに楽しいと実感できる経験は
みなさんにあると思っています。
その理由は
「子ども時代に新しい刺激を楽しんだことがだれしもあるから」
です。
昔楽しかったスポーツやゲームってありますか?
他の事でもなんでもいいです。
追いかけっこしてるだけで楽しかった時代がありますよね?
大人になってから子どもがそんな遊びをしてるのを見て
これは楽しそうだ!と思えたことあるでしょうか?
そういった経験は年を重ねるごとに減っていくのです。
理由は、年を重ねるごとに記憶や知識は蓄積され
おもしろさがある程度予想できるようになってくるからです。
それに、もっと楽しさを感じる出来事が増えてるんですね。
子どものころ楽しかったと、ノスタルジーに浸れるのは
『新しい経験により、つよい刺激を受けて記憶されているから』
です。
無知だったからあのころは楽しかったんです。
今の記憶を保持したまま過去へタイムスリップしたところで
あのころのような楽しい感覚は得られないということですね。
ここはあきらめましょう。
でも大人には大人の楽しみ方がある。
それは
「安定思考で凝り固まった思考をほぐすために、1日1個ちょっとした挑戦をしてみること」
です。
行って見たかった店に行ってみるとか
普段選ばない商品を選んでみるとか
その積み重ねが
自分では手が届かないと思っていた大きな挑戦も
気安くトライしてみようという思考へと変えてくれます。
いつの間にか大人の人生の楽しみ方につながるわけですね。
さいごに
話が長くなりましたが
子どものころのように人生わくわくしながら楽しみたいなら
『無知であることのメリット』
を自覚しながら生きましょう。
毎日つまらんと思って生きるよりよっぽどましです。
人生楽しくないと思ってるなら
ハードルが高いし自分には無理だと思ってることでも、
もう自分は死んでると思ってチャレンジしてみてはどうでしょう。
うまくいけば儲けものです。